セブン―イレブン・ジャパンが今月1日から始めた決済サービス「セブンペイ」が標的となった不正アクセス事件で、警視庁は12日、東京都千代田区のセブン―イレブンでアルバイト店員をしていた中国籍で、専門学校生の女(21)(東京都豊島区)を窃盗容疑で逮捕した。警視庁は、中国の犯罪グループが組織的に関与しているとみて、捜査を進めている。 発表によると、女は4日午後10時~5日午前1時頃の間、アルバイトとして勤務していた千代田区神田須田町のセブン―イレブン店舗内で、他人名義の複数のIDとパスワードを使ってセブンペイにログインし、電子たばこなど15点(計約3万2000円相当)を不正に購入した疑い。調べに対して容疑を認め、「買った商品は、購入を依頼した友人に宅配便で送るつもりだった」などと供述している。 女は3日に中国人の友人から中国のSNS「微信(ウィーチャット)」を通じて、「お金をあげるからセブンペイで