丸亀製麺 全店舗をパート店長に、地元の人材起用 トリドール(神戸市)は20日、運営するセルフ式うどん店「丸亀製麺」の国内全店舗の店長を将来はパートタイムの従業員に任せる方針を明らかにした。中期計画などを説明する記者会見で示した。 正社員が複数の店舗の店長を兼ねることが多く、長期的な視点に立った店づくりが難しかった。地元のパートを店長に起用することで地域に密着した店づくりを目指す。やる気を引き出す狙いもある。 粟田貴也社長は丸亀製麺で提供した商品のざるの裏側にカビが発生していた問題で「皆さまにご迷惑をおかけし心よりおわび申し上げる」と陳謝した。 現在、丸亀製麺の国内にある722店舗のうちパートの店長は81人。全店舗の店長がパートになる時期は未定だが、担当者は「できるだけ早く実現したい」と話している。 今後、各店舗で活躍する人材を選んで教育し、店長に育てる。教育にも費用がかかるため必