2010年5月30日のブックマーク (1件)

  • 近鉄「省エネ電車」の原点: 鉄の掲示板 : 人 遊 食 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    近鉄といえば、深い赤と白のツートンカラーがおなじみ。だが、3000系は近鉄唯一のステンレス車両で、京都市地下鉄への乗り入れを控え、1979年に1編成(4両)だけ試作された。 当時、オイルショックを経て「省エネ」が大命題だった。消費電力を抑えるため、使う電気を細かく制御する機器や、減速時にモーターで発電する「回生ブレーキ」を搭載。回生ブレーキは、ハイブリッド自動車で「エコなシステム」として当たり前になったが、それを先取りしていた格好。 近鉄はその後、よりエネルギー効率の高い制御機器や軽量のアルミ車体を持つ車両を導入。3000系は一定の役目を終えたが、2001年に内装を更新、京都線などを走る。銀色に輝く車体は何より「エコ」の礎となった証しだ。