◇市議会で説明 JR東海道線茨木駅(茨木市)-摂津富田駅(高槻市)間の茨木市域に、新駅設置が検討されていることが8日、分かった。両駅間の距離が比較的長く、地元の利便性向上が期待されるという。設置に向けて取り組むことで茨木市、JR西日本など関係者間で覚書を交わし、協議を進めている。 8日の茨木市議会で市側が、茨木駅から摂津富田駅までの駅間距離が長い▽JR西日本の経営方針と合致--などとして、8月に覚書を交わしたことを説明。「早期に基本的事項について、関係者間での合意、確認がなされるよう取り組んでいく」と答えた。同市庄1の工場跡地を駅前広場や取り付け道路などに活用することを想定しており、跡地を所有する開発業者も協力していくという。 JR西は新駅について「利用が見込めると考えており、関係者と話し合いを進めていきたい」としている。 JR西によると、茨木-摂津富田駅間の距離は3・7キロ。東海道線の京