防衛省は5日、航空自衛隊のF4戦闘機の後継となる次期主力戦闘機(FX)の機種選定に関し、レーダーに探知されにくいステルス性など具体的な評価基準に基づき、国が開発企業に提案を求める提案希望書(RFP)を決定した。震災で延期された各社への説明会は13日に開く。年内にも機種を決定し、今後5年間で12機、最終的に約40機を調達する方針。 現在有力なのは▽米国、英国などのF35▽英国、ドイツなどのユーロファイター▽米国のFA18E/F。防衛省は1日に策定した性能、経費、国内企業の参画状況などを記した評価基準書を基に、各社の提案書を3段階で評価する。