ミャンマーの僧侶(2019年10月12日撮影、資料写真)。(c)Sai Aung MAIN / AFP 【1月17日 AFP】ミャンマー東部で、国軍と武装勢力の戦闘が激化しており、多数の避難民が出ている。目撃者によると、16日には主要2都市から僧侶数百人も退避した。 国軍は昨年2月、アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏率いる政権をクーデターで追放し、実権を掌握した。大規模な反クーデターデモが繰り広げられたが、国軍はこれを弾圧、これまでに1400人以上が死亡した。 東部カヤ(Kayah)州ロイコー(Loikaw)では先週、激しい戦闘が起き、国連(UN)は約9万人が避難したと推計している。地元NGOは、避難民は17万人に上るとしている。 約5000人は東部シャン(Shan)州に逃れた。避難に加わった一人の僧侶はAFPに対し、30前後の寺院から僧侶が退避したと語った。ミャンマ