住民同士が助け合う「団地」の魅力に惹かれる 在宅介護の仕事に従事し、高齢者の現状や未来への不安を深く考えるようになったという小柴さんは、住民同士が助け合うコミュニティが築ける「団地」でのライフスタイルを望み、夫婦2人での生活となったことを機にすすき野団地に転居しました。 「日当たりの良さ、豊かな自然に囲まれた環境、スーパーやドラッグストアなどが近くにある利便性、バス便が豊富で都心に出やすい交通手段など、この団地が持つ、資産価値としてのポテンシャルに惹かれました。一方で、発売当時30代で購入した入居者も、現在では後期高齢者となっているコミュニティの現状には危機感を感じていました。そこで『この団地のより良い未来のために貢献したい』という強い思いから、団地内の中長期的な課題を話し合う『すすき野21委員会』に参加したことが、管理組合に関わるようになったきっかけです」と語る小柴さん。しかしなかなか建