ネットでの「飲食店の探し方」が変わりつつある。成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「食べログなどのグルメサイトは利用者が多い一方、点数やランキングを疑う声も多い。とくに若者は、Google MapやInstagramを使った検索に移りつつある」という――。 若者にとってグルメサイトの優先順位は低い ネットでの「飲食店の探し方」が変わってきている。 ある50代男性は「新入社員がGoogle Mapで店を探していた」と驚いていた。 「先日、部署のみんなで食事に行ったんです。新入社員に店探しをお願いしたら、Google Mapで会社の近くの店を調べて、評判がいいところをさらにグルメサイトで調べていた。『点数が操作されてるって聞いたことがあるし、両方使うと便利なんで』というので驚きました」 筆者が講義を行う大学の受講生もこう話す。 「飲食店を選ぶときにはいつもInstagramで検索して、おいしそうな
上記の記事によるとフランスではカトリック信者と答えたのは23パーセントしかおらず、64パーセントが無宗教。イギリスでは国教会への帰属を表明する人はたったの7パーセントで、70パーセントが無宗教。最も信仰心が薄いのはチェコで、無宗教の人は91パーセントもいるそうです。 アメリカは「宗教国家」と呼ばれるぐらいにキリスト教の強い国ですが、それでもこの数字。ピュー研究所によると、2011年には「自分はキリスト教信者である」と自認している人が75パーセントだったのが、昨年は63パーセント。いっぽうで無宗教の人は18パーセントから29パーセントに増えています。つまりアメリカ人の10人にひとりぐらいが、キリスト教から無宗教にくら替えしたということです。 どこの国でも宗教離れは若者世代に顕著で、もはや次の世代には宗教的価値観は受け継がれることはないだろうと言われています。いっぽうでヨーロッパに流入する移民
「恥ずかしながら、最低視聴率を叩き出しまして…。ただ、視聴率が話題になるNHKの番組は紅白と朝ドラと大河ぐらいなものなんで、それだけ関心を持ってもらえてるとポジティブにとらえています」 取材前にこう明かしたのは、2021年の大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦で、総合演出を担当したNHK制作局チーフ・プロデューサーの福島明さん(40)。今回はテーマに「Colorful~カラフル~」を据え、「紅組司会」「白組司会」をやめて司会の3人が出場歌手を応援。紅白の基本コンセプトを新しいものに変えようと制作側で中心的な役割を担った一人だ。賛否が分かれた紅白を振り返り、今だから話せる一夜限りの番組に込めた思いと、その舞台裏についてじっくり聞いた。(全2回の1回目/後編に続く) 100人いれば100人の紅白論がある ――今回の紅白に対しては、放送前も放送後も、いろいろな意見がありました。「コンセプトを変え
新型コロナウイルスの感染が確認されたおととし、国内で自殺した人は2万1000人を超え、特に女性の自殺が増えていますが、その理由を分析したところ「子育ての悩み」や「夫婦の不和」など家庭内の問題が目立つことが宮崎大学などの調査でわかりました。 新型コロナの感染拡大以降、悩みを抱えた人の相談に応じる窓口では女性からの相談が増えています。 東京のNPO法人「あなたのいばしょ」では、おととし3月からオンラインでチャット形式の相談に応じていて、相談員が24時間体制で対応にあたっています。 ※「あなたのいばしょ」ホームページ相談窓口 https://talkme.jp/ 利用者のおよそ7割を占める女性からの相談は増加し続けていて、去年12月には1万6700件に達し、最近は対応が追いつかなくなりすぐにメッセージを返せない時間帯もでているといいます。 例えばある女性からは「義理の親との関係や不妊で悩み、自分
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