ブックマーク / blog.livedoor.jp/apoly1998 (3)

  • 豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその3 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常

    7月の末に、瀬戸内海にある豊島訪問を行いました。当日は、現在産業廃棄物不法投棄が行われた場所を管理している、豊島の自治会によって構成されている廃棄物対策豊島住民会議の安岐さんに該当地域をガイドいただきました。その時伺ったお話を中心にその1を、同行した方とお話したり意見交換しながら思い出したお話をその2として、それぞれ豊島についてのお話を書いてきましたが、一応今回の訪問についてのエントリーはこちらで小括という形にしたいと思います。 豊島に関心を持った理由、あるいは同行くださった方が専門にされているダークツーリズムになんで関心を示したのか、ということを少し書いてみたいと思います。 まず私が大学院時代、最初に取り組んだフィールドが、釧路管内のラムサール条約で保全が目指された湿地帯近辺の環境学習活動をされている方々の取り組みでした。特に浜中町の、現、霧多布湿原トラストの長年の取り組みに注目させてい

    豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその3 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常
  • 豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその2 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常

    さて、前回のエントリーでは、40年にもわたる瀬戸内の豊島における産業廃棄物不法投棄の問題に取り組まれてきた廃棄物対策豊島住民会議の方に見学ガイドをしていただき、その伺ったお話を元にメモ的なものエントリーしました(もちろん問題自身も長時間にわたりますし、私ごときでは力不足で要約しきれないものであることは御察しの通りです)。 で今回は、どちらかと言いますと、同行したダークツーリズムの専門家の方と見学のあと意見交換したりした話題を中心に幾つかのトピックを素描してみます。 まずは、この見学でお話を聞いたあと、率直に言って、なにかすっきりとしない、モヤモヤとした感じがしたということがあります。 そもそも、国立公園内の敷地の砂を売ったり、あるいは景観を破壊したり、さらには産業廃棄物の処分地にする申請を行なう(つまり行政が受理する)ようなことが、なぜ出来たのか。 問題の解決と全国的に表面化するの糸口が、

    豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその2 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常
  • 豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその1 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常

    毎日暑い日が続きますが、少しづつ時間調整ができつつあり、1年ぶりに瀬戸内海の豊島に予備調査的なヒアリングと産業廃棄物不法投棄問題をテーマにした見学を行ってきました。ダークツーリズムや観光学の専門家の方と、web動画制作会社の経営者の方と三人。 香川県に異動して2015年で10年目ですが、私が豊島を訪問したのは3回目。うち1回目は、産業廃棄物不法投棄のお話を、別用務でご案内いただいた方に現場である西端に向かう道の入り口近くまでご案内いただいたのが4〜5年前。昨年は、社会文化学会の夏季研究集会で、主に瀬戸内芸術祭のエリアが中心でした。今回3度目にして、豊島の産業廃棄物不法投棄問題をメインにお話を伺えました。 島民の方は70年代頃から課題として取り組んでおられる問題でしたが、私が知ったのは、90年の兵庫県警の摘発以降のテレビ報道から。すでにこの問題は、様々なメディアでも取り上げられ、ウェブサイト

    豊島再訪:産業廃棄物不法投棄問題をめぐってーその1 : schizo-sphere 断腸亭「非」日常
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