「シャッター商店街」という言葉が出てきて久しい。突然大手チェーンが地方に乗り込み、地場のスーパーマーケットや量販店、個人商店のビジネスを奪い取り廃業に追い込まれた光景をリアルに表現している。 一方で「地域密着」という言葉は、シャッター商店街を救ってくれそうなポジティブな言葉だ。地域密着型のビジネスは、商店街のシャッターをもう一度開ける存在になってくれるのでは、と皆が期待している。 今回紹介する米国の「Strolby」は、そんな地元のショップの商品がオンラインで購入できる地域密着のECサイトだ。現在はニューヨークのブルックリンとハドソンバレーのショップの商品を扱っている。 2015年に向けて地域を拡大する予定も進めており、これまでに約40万ドル(約4000万円)の資金調達にも成功。Time誌の「2014年注目のスタートアップ」に選ばれるなど注目度も高い。地元のショップの商品を手軽にオンライン