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2023年8月27日のブックマーク (5件)

  • 「子ども、作らないの?」という問いへの長めの答え|塩谷舞(mai shiotani)

    「14個採卵しましたが、凍結に至った数は0です」 その言葉を聞いて、目頭がじわりと温かくなるのを感じた。ゼロ。つまり、あの引き裂かれるような痛みも、日々の忍耐も、次に進む成果には繋がらなかったらしい。ゼロの内訳についての説明は淡々と終わり、その先のお会計で42,820円と表示されたのでそれを支払い、「今月のトータルで高額療養費制度を使えるかな……」と思いながら病院を出た。 今年の夏は嘘みたいに暑い。先週ここに来たときは、採卵後の激痛で歩くこともままならずタクシーで帰ったけれど、この日は出来る限り日陰を探して駅まで歩いた。池袋の繁華街は、夏休みの家族連れで溢れている。「この子たち、ここまで細胞分裂繰り返したなんてすごいな」と考えながらぼんやり歩く。前回は車内で痛む身体を労りつつ、大きな痛みに耐えた自分への誇らしさと、「14個も採卵出来た!」という高揚感があったのだけど。 ── ここ1年弱、ず

    「子ども、作らないの?」という問いへの長めの答え|塩谷舞(mai shiotani)
  • 斗比主閲子がお勧めする「読むと頭が良くなる漫画20作」 - 斗比主閲子の姑日記

    東大生300人が選んだ「読むと頭が良くなる漫画ランキングベスト30」』という、頭の悪そうなテレビの特集があったそうです。 東大生300人が選んだ「読むと頭が良くなる漫画ランキングベスト30」にランクインしなかった『ハイパーインフレーション』がなぜかトレンド入り - Togetter まずは、頭が良いことの定義と、頭が良くなるプロセスの説明が必要だと思いますが、恐らくは「読むことを通じて勉強に通じる、頭を使う漫画」というのを狙っているんでしょうね。ただ、ラインナップを見る限りは、現役大学生ぐらいの子どもたちが、自分が中高大で読んで面白かった漫画をお勧めしているという印象です。だって、名探偵コナンが一位だし。 私もたしなむ程度ですが、子どもの頃から長くは漫画を読み続けていますので、私の独断と偏見で、「読むと頭が良くなる漫画」 というものを紹介してみます。こういうのはたくさんあったほうが楽しい

    斗比主閲子がお勧めする「読むと頭が良くなる漫画20作」 - 斗比主閲子の姑日記
  • 中国の合計特殊出生率が1.09に急落 - 黄大仙の blog

    中国の合計特殊出生率が、2020年の1.30から昨年は1.09に低下したと、中国政府系メディアが先週、国家衛生委員会の調査結果を引用して報じました。 米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。 中国の少子高齢化が進む 中国の合計特殊出生率は1.09で、高齢化社会である日の1.26を下回っており、国内経済の減速への対応にも苦慮している中国政府にとって、長期的な課題となっています。 今年初め、国連は、中国の人口が1960年代以来初めて減少したことを示す一連の数字を発表し、中国が長年保持してきた世界一の人口大国の座をインドに明け渡したと発表しています。 中国当局は、1.09という合計特殊出生率に言及した報道と、この問題に関するネット上の議論を検閲しているようで、 この記事はすでにネット上では削除されています。 ウィスコンシン大学で中国の人口動態を研究している易福

    中国の合計特殊出生率が1.09に急落 - 黄大仙の blog
  • 「若い頃は性欲という“悪魔”にも悩まされたけど…」片岡鶴太郎(68)が「老いるっていいな」と思えるようになった理由 | 文春オンライン

    々としていた50代 ――鶴太郎さんは50代前半に々とした状態に陥ったことがあったそうですね。 鶴太郎 あれは更年期だったんでしょうね。ハッと気がつくと一点を見つめて、ネガティブな思考になっている自分がいて。ああ、ヤバいな、と。あれはちょっとしんどかったですね。 ――何か原因があったんでしょうか? 鶴太郎 漠然とした不安はありました。50代になると、上の世代はまだ元気だし、下からはどんどん新しい人が出てくるし、ちょうど狭間になっていて、ものすごく息苦しさを感じていました。 ――それはタレントとして、ということですか? 鶴太郎 あと、画家としても40歳で始めて10年経ってるから、だんだん新鮮味がなくなってきて、これからどうやっていけばいいんだろう、っていうのが見えなかったんですね。 「あれは更年期だったんでしょうね」 ©細田忠/文藝春秋 ――そこから立ち直るきっかけになったのは、同い年の方

    「若い頃は性欲という“悪魔”にも悩まされたけど…」片岡鶴太郎(68)が「老いるっていいな」と思えるようになった理由 | 文春オンライン
    Satoooon
    Satoooon 2023/08/27
  • 「怒りだけで書きました」芥川賞・市川沙央が贈呈式で語ったこと【全文掲載】

    第169回芥川賞・直木賞の贈呈式が2023年8月25日、都内で開かれた。 重度障がい者の女性が主人公の小説『ハンチバック』で芥川賞を受賞した市川沙央(いちかわ・さおう)さんは、あいさつで、障がいの有無に関係なく読書ができる「読書バリアフリー」について「新ためて環境整備をお願いしたい」と訴えた。 その上で芥川賞受賞作について、「私の懇願の手紙をスルーした出版界」への怒りで書いた作品をだと述べ、「怒りの作家から愛の作家になれるように頑張りたい」とあいさつを締めくくった。 直木賞は垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』と、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』が受賞した。 市川さんの贈呈式でのあいさつの全文(※適宜表現を替えた部分があり、一部、聞き取れなかった箇所があります) 私はしゃべると炎上するので、気をつけたいと思います。昨日も物議を醸していました。受賞会見で叩かれ、(注:NHKの番組)『バリバラ

    「怒りだけで書きました」芥川賞・市川沙央が贈呈式で語ったこと【全文掲載】