2011年5月31日のブックマーク (1件)

  • 原発労働記 | 水無月ばけらのえび日記

    公開: 2011年5月29日22時5分頃 読み終わったので。 原発労働記 (www.amazon.co.jp)1979年に単行、1984年に文庫で出版された「原発ジプシー」を復刊したもの。1978年9月から翌4月までにかけて美浜原発、福島第一原発、敦賀原発で日雇いの下請労働者として働いた、その経験を手記のような形で記したドキュメンタリーです。 下請労働者の現場目線で書かれているので、内容は非常に興味深いです。記憶に残った部分を順不同にメモ。 「ネッコー」こと熱交換機のピンホール検査が実に原始的な方法で、被曝しなくても粉塵がひどい。「高圧給水加熱器」のピンホール検査を実施しているとき、これはどういう働きをするものなのか、という質問に現場の人は誰も答えられない。黒煙が上がるのはNGだが透明な煙ならOK。安全のために必要だから対応するのではなく、反対されると面倒だから仕方なく対応するという発想

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/05/31
    "1978年9月から美浜、福島第一、敦賀原発で日雇い下請労働者として働いた経験を手記のような形で記したドキュメンタリー。特に印象深かったのは、きっちり定められているはずのルールが現場では無視される状況です。"