新入生全員、血をぶっかけられる! - Courtesy of TIFF 現地時間12日、ベジタリアンの可憐な少女が全寮制の獣医大学に入ったことで食人に目覚めていくさまを過激かつスタイリッシュに描いた映画『ロー(原題) / Raw』が第41回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で上映された。同部門では名前の通り、連日深夜0時から世界のマッドな映画を上映している。 第41回トロント映画祭フォトギャラリー その獣医大学では新入生シゴキが行われており、主人公のジャスティンも上級生より先に寝てはいけないと部屋のマットレスを窓から捨てられて下着姿のままパーティーに参加させられたり、伝統と称して頭から血をかぶせられたり、生肉を食べさせられたり……。生肉の味を覚えて猛烈な空腹感にさいなまれるようになったジャスティンの姿はおかしくもグロテスクだが、家族や学校といったシステムの中で人間がどう変容しア