2008年6月11日のブックマーク (1件)

  • asahi.com(朝日新聞社):セロトニン不足で目先の利益追求型に ATRと広島大解明 - 関西

    行列のできた人気飲店とすぐに空腹を満たせるファストフード店のどちらにするか――こうした行動選択の際、脳内物質のセロトニンが不足すると、目先の利益にとらわれやすい傾向があることを、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)と広島大のグループが解明し、米専門誌に発表した。  20人の実験参加者に、24時間前からたんぱく質が少ない事をしてもらい、人工的に体内のセロトニンが不足した状態を作り出した。その後、パソコン画面上で、「操作時間は長いが、20円がもらえる」あるいは「短時間操作で5円がもらえる」の選択肢を示し、制限時間内に選択を繰り返してもらった。その結果、セロトニンが不足していない場合に比べて、不足すると短時間操作を選ぶ割合が増える傾向があった。  脳には、報酬が得られるまでの時間に応じて働く複数の神経回路があり、セロトニンは、これらの回路の働きを調節している。病気などでセロトニ