妊婦の調理済み食品の摂取頻度と妊娠帰結との関連について ~子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)~ 名古屋市立大学 愛知ユニットセンター(名古屋市立大学)の杉浦真弓教授、玉田葉月特任助教らの研究チームは、エコチル調査の約10万組の親子を対象に、妊婦の調理済み食品の摂取頻度と妊娠帰結(※用語説明1、死産、早産、SGA、低出生体重)との関連についてそれぞれ調べました。その結果、調理済み食品のうち、市販の弁当または冷凍食品の摂取頻度と死産との関連が明らかとなりました。ただし、実際に関与する物質やメカニズムについての詳細についてはさらなる研究が必要です。本研究の成果は、令和4年2月20日付でMDPIから刊行されている栄養学分野の学術誌「Nutrients」に掲載されました。 ※本研究の内容は、すべて著者の意見であり、環境省及び国立環境研究所の見解ではありません。 1. 発表のポイ