富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、富士フイルムグループの富山化学工業株式会社(社長:菅田 益司)が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」(*1)(一般名:ファビピラビル)が、エボラ出血熱に罹患した患者の治療のため、フランスの病院で投与されたことを、お知らせいたします。 日本政府は、感染が広がるエボラ出血熱に対して、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しています。 今回、フランス政府機関であるFrench National Agency for Medicines and Health Products Safety (ANSM)より富士フイルムに対して、エボラ出血熱ウイルスに感染したフランス人女性看護師の治療用として、アビガン錠の提供の依頼があり、日本政府と協議の上、緊急対応としてこれに応えたものです。 投与されたフランス