昨日のブログで、ある英文記事の翻訳ミスが原因で「日本の警察がISPに対してTorを遮断するよう要請している」という間違った情報が海外に拡散し、また再度翻訳されて逆輸入された...という流れを書かせて頂きました。 思うに、翻訳された記事に違和感があればその原文を確認する、というのは「英語→日本語」の場合には敷居も低いのですが、「日本語→英語」の場合だと海外の方にはなかなか難しいのかもしれません。今回のように、ひと目でわかる翻訳ミスであれば、指摘さえすれば比較的短期間で訂正されるようですので、このブログの読者の皆様も気になった記事は英訳チェックをぜひ。 該当英文記事は最終的に、タイトルが「Correction:」で始まるものに変更され、また、記事末尾には修正個所についての説明文も加筆されましたので、ネット上で引用している方々への説明もかなり楽になったかと思います。 引用元の英文記事が訂正された
通信の発信元を隠すソフト「Tor(トーア)」を使って他人のホームページに侵入し、パスワードなどを変更したとして、京都府警は25日、神奈川県横須賀市の無職少年(15)を不正アクセス禁止法違反、私電磁的記録不正作出・同供用の容疑で逮捕した。 府警によると、トーアを使った不正アクセスの摘発は初めて。 発表では、少年は2月20日、トーアを使って自宅のパソコンから東京都内のサーバーを経由して他人のホームページに侵入、パスワードやIDを変更した疑い。少年は「ハッキングで有名になりたかった」と容疑を認めているという。トーアは通信を暗号化させながら海外のサーバーを何か所も経由させるソフト。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く