企業の枠を超え、革新的な技術やサービスを生み出すための提言を行っていこうと、大手企業の若手社員たちが新しい団体を設立しました。 10日は、26社からおよそ120人が参加して設立総会が開かれ、団体の代表が「伝統的な大企業は、資金や人材は豊富だが、課題も多い。革新的な技術やサービスを生み出す新しい事業や働き方を共有し、日本をよくする団体にしたい」とあいさつしました。 この団体では、日本の企業は、組織が大きくなるにつれ、機敏な経営ができなくなり、革新的な技術やサービスを生み出せなくなっているとして、今後、企業の枠を超えて定期的に勉強会を開き、新しい組織の在り方や働き方について提言を行うことにしています。 代表を務める濱松誠さんは、「どんな大企業もイノベーションなしでは将来どうなるかわからないという危機感がある。若手から積極的に発信し、会社や経営者も巻き込んでいきたい」と話していました。
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