ホンダの航空機事業を手がける子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)」は22日、同社の小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の量産型初号機が初飛行に成功した、と発表した。 飛行は米連邦航空局(FAA)の型式認定取得に向けたもので、20日午後3時31分(日本時間21日午前5時31分)に離陸して約50分間飛行し、性能、飛行特性の評価や、その他のシステムの機能試験を行ったという。ホンダジェットの開発責任者の藤野道格HACI社長は「量産型初号機の初飛行の成功は、HondaJetの開発、認定における重要なマイルストーン。今までにない最先端の小型ビジネスジェット機をお客様にお届けできるよう、引き続き努力していきます」と語っている。 ホンダジェットは今後も必要な認定飛行や地上試験を行い、2012年のFAAと欧州航空安全局(EASA)の型式認定取得を目指す。顧客への機体引