東日本大震災では、いまだ多くの被災者が避難所などで厳しい生活を強いられている。被災者は今、何を伝えたいのか、話を聞いた。 ◆岩手・陸前高田市の米崎小学校より ・佐々木唯羽くん(12)と高橋祐介くん(12)「卒業証書をもらいました。中学校へ行っても、災害に負けずに頑張ります」 ・菅原沙知さん(12)「私は津波で家が流されてしまったので、早く仮設住宅に住めるようになりたいです」 ・新沼りくさん(12)「私は柔道着を流されて、洗っても泥が落ちなかったので柔道着が欲しいです」 ◆陸前高田市の地竹沢公民館より ・菅野ゆかりさん(42)「私の娘は重度の障害児です。現在も全介助の生活をしています。全国の方々にたくさんの物資を頂き、本当に感謝しています。今後も障害を抱えて、避難生活をしている皆さん、不安はたくさんありますが、一人で悩まず周りの協力を得て、復興に向けて頑張りましょう」 ◆宮城・石巻市の商店街