男から夫、夫から父への移行と、女から妻、妻から母への移行は、くるくる代わる日本の首相交代劇のように自然に変貌しますが、それが離婚を機にママ、パパと呼んでくれる存在が突然いなくなる・・・。 確かに離婚を踏みとどまらせる理由のようには見えます。 今回のテーマ、「子供がいるから、離婚はしない」は至極当然の発想です。子供のために我慢、少なくとも子供が成人するまでは離婚はしないというのも理由としてはもっともと言えるかもしれません。 しかし、以下に挙げる2つの点をよく考えてみていただきたいと思います。まず1点目。「離婚はしないでください」と子供がお願いしたのでしょうか? ほとんどの場合、言っていないと想像します。離婚のために我慢するというのは、「子供にとって母子家庭や父子家庭は良くない」と我慢している当人が勝手に思っているだけで、子供の意思決定ではないはずです。 子供に聞いたら「もちろんパパとママが仲
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