【モスクワ聯合ニュース】世界的に知られる韓国の映画監督、キム・ギドク氏(59)が11日(現地時間)、ラトビアで新型コロナウイルス感染症により亡くなったと、ロシアのタス通信が現地メディアの報道を引用して伝えた。11日未明に症状が悪化し、死亡したという。 現地消息筋によると、キム氏は先月20日にラトビアに到着したが、今月5日から連絡がつかなかった。 同消息筋は聯合ニュースの取材に対し、キム氏の死亡を認めた。 キム氏の映画「嘆きのピエタ」は2012年の第69回ベネチア国際映画祭でコンペティション部門最高賞(金獅子賞)に輝いている。