(CNN) 米紙ニューヨーク・タイムズは8日、ロシアから記者を全員撤退させると発表した。 撤退の理由として、同国で報道規制の新たな法律が成立したことを挙げている。 同紙の報道担当者は新法について、「ウクライナに対する戦争についての独立した正確な報道を犯罪とみなそうとしている」と指摘。スタッフの安全のために、当面国外へ移すと述べた。 元モスクワ支局長のニール・マクファーカー氏はこれを受けて、「とても悲しい日だ」とツイート。同紙は1921年以降、ビザのトラブルで中断した1~2回を除いて、ロシアにずっと記者を駐在させてきたと述べ、「スターリンにも冷戦にも追い出されることはなかった」と書き込んだ。
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