東南アジアでタクシー配車サービスを手掛けるシンガポールのグラブタクシーは、中国、インド、米国の同業3社と提携し、2016年第1四半期(1~3月)から相互乗り入れサービスを開始する。各地域の大手が手を組み、世界規模で同サービスを提供する米ウーバーに対抗する。5日付ビジネス・タイムズなどが伝えた。 中国本土の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団(アリババ)が出資する中国最大手の滴滴快的、ソフトバンクが出資するインド大手のオラ、楽天が出資する米国のリフトと提携する。グラブタクシーのアンソニー・タン最高経営責任者(CEO)は、「利用者はグラブタクシーのアプリで、中国では滴滴快的、インドではオラ、米国ではリフトがそれぞれ提供するサービスを使えるようになると同時に、東南アジアでは、各社の利用者に対してグラブタクシーがサービスを提供する」と説明した。全世界の人口の5割近くをカバーできる見込みだ。 グラ
旅行業大手のジェイティービー(東京都品川区、JTB)は6日、北京市朝陽区に訪日旅行の専門店舗を開設した。急増する訪日中国人客の旅行ニーズを取り込み、最初の1年間で1万人への販売を目指す。 同社が中国で店舗を開くのは初めて。中国の大手複合企業である中国中信集団(CITIC)グループとの合弁会社、交通公社新紀元国際旅行社(JTB新紀元)が運営する。JTB新紀元は2011年5月に中国政府から外資系旅行会社として初めて、中国人向け海外旅行販売の認可を受けたが、東日本大震災の影響などからこれまではインターネット販売や団体向け業務が中心だった。 中国人の訪日旅行は東京、富士山、大阪を中心とする「ゴールデンルート」だけでなく、多種多様な個人旅行のニーズが広がっている。新店舗では日本全国の観光知識が豊富なスタッフが、顧客ごとの細かな要望にオーダーメードで旅行商品を組み立てて提案する。店内には100インチの
インターネット通販や動画配信サービスなどを手掛けるDMM.com(東京都渋谷区)は26日、インドネシア向けにオンライン英会話サービスを開始したと発表した。インターネット利用者の増加が見込める同国で、2018年までにアジア圏内のオンライン英語学習サービス会社で5位内に入ることを目指す。 オンライン英会話サービス「Engoo Indonesia」は、インターネット電話サービス「スカイプ」を利用して講師とマンツーマンで英語レッスンが受けられる。1回25分のレッスンを毎日3回まで受講でき、1日1回受講した場合の料金は月額85万7,997ルピア(約7,600円)。 インドネシアのインターネット利用者は現在7,220万人に上り、今後もオンライン市場は急速な拡大が見込まれている。同社のインドネシア事業担当マネジャー、ヘルミア氏によると、同国は30年までに1億1,300万人が英語を話せることを目指している
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く