香港中文大学が、春学期(1月~4月)に日本の政策と国際関係を学ぶクラスを開講している。2004~06年に香港の日本総領事館で総領事を務めた北村隆則・同大教授(日本研究学科)が講義するもので、7日にはゲストスピーカーとしてみずほ銀行香港営業第一部、高田政臣部長が教壇に立った。 講義はMA(修士)コースで全12回。明治時代以降の日本の政策や、米国・中国との外交関係を学ぶほか、学外から日系企業関係者や識者をゲストスピーカーとして招き、学生の理解を掘り下げていく。 8回目となった7日のクラスは「日本におけるバブル崩壊とその後の長期不況」がテーマ。高田氏はバブル崩壊前後の日本の概況と、金融機関や政府の取り組み、その後の銀行再編を経て、08年後半から始まる世界金融危機までを、自身の経験も織り交ぜて語った。 高田氏はNNAに対し、中国本土を代表する株価指数の上海総合指数が昨年、5000を超えたことに触れ
香港ディズニーランドが15日発表した2015年度(14年10月~15年10月)本決算は、4年ぶりの赤字に転落した。中国本土客を中心とする香港を訪れる旅行者の減少が響いた。16日付香港経済日報が伝えた。 売上高は前年度比6.4%減の51億1,400万HKドル(約754億円)、純損益は1億4,800万HKドルの赤字だった。前年度は3億3,200万HKドルの黒字。来場者数は9.3%減の680万人で、全体の41%を占める本土客は23%減少した。15年度は12年度(670万人)の水準に戻った。園内にあるホテル2軒の稼働率は14ポイント下落の79%。 金民豪(アンドリュー・カム)最高経営責任者(CEO)は「赤字は競争が激しい外部環境によるものだ」と述べ、アジア各国・地域が本土住民に向けたビザ発給要件を緩和したこと、各国・地域の通貨安、格安航空会社(LCC)の路線拡充で旅行先の選択肢が増えたことなどを要
タイ滞在中に死亡した昨年の外国人旅行者数は前年比54%増の83人だった。タイ政府は、観光国としてのイメージ向上に向け、安全対策を強化する方針だ。11日付バンコクポストが伝えた。 観光・スポーツ省の観光詐欺防止支援局によると、死因別の内訳は交通事故が34人、水難事故が9人、先天性疾患が6人、自殺が4人、その他が30人。 特に死者数が多かった交通事故と水難事故については、南部クラビ県や北部チェンマイ県などで調査を進める。同局は課題のある地域として、交通では南部パンガー県のシミラン諸島、プーケット県のヘー島など、水難では東部チョンブリ県パタヤのラン島のタワンビーチ、南部スラタニ県サムイ島のチャウェンビーチなどを挙げている。 世界経済フォーラム(WEF)の「旅行・観光競争力レポート2015」で、タイは調査対象国141カ国中35位。安全・治安では世界132位で、東南アジア諸国連合(ASEAN)では最
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