旅のお供として親しまれてきた車内販売について、JR東日本は、駅構内の店舗の増加などを背景に売り上げが落ち込んでいることから、ことし3月のダイヤ改正に合わせ、東北新幹線や上越新幹線などJR東日本の一部の列車で終了することになりました。 車内販売が終了するのは、東北新幹線の「なすの」、上越新幹線の「たにがわ」、山形新幹線の「つばさ」の山形・新庄間、それに成田エクスプレスです。 これらの列車では、平成3年以降、それぞれのデビューと同時に弁当や飲み物などの車内販売が始まりました。 しかし、駅構内の店舗の増加などを背景に、列車に乗る前に弁当などを買う人が多くなり、短い区間を走る列車を中心に車内販売の売り上げが落ち込んでいるということです。 このため、JR東日本は、ことし3月14日のダイヤ改正に合わせて、これらの列車での車内販売を終了し、旅のお供として親しまれてきたサービスが姿を消すことになりました。