PwCジャパングループは会計監査に人工知能(AI)を本格導入する。2025年までに業務の最大4割を自動化する。時間のかかる財務データ分析を機械に任せ、会計士は減損損失や引当金といった人間の判断が必要な業務に注力する。自動化で不正発見の精度を上げるとともに人手不足の解消につなげる。すでに試験的な運用を始めており、自動化に対応できる国内大手上場企業の監査先を対象に順次、情報システムを連携する。Pw
東芝監査、会計士が一時離脱=対立深刻、4月に異常事態 東芝 の 決算監査 を担当するPwCあらた監査法人の会計士が4月に監査作業から一時離脱していたことが12日、明らかになった。東芝の米原発子会社の会計処理をめぐる深刻な対立を示す異常事態。PwCから「適正」との監査意見を得られないまま、東芝が4月11日に2016年4~12月期決算を発表した直後に離脱しており、17年3月期の通期決算の確定の遅れにつながっている。 4月は17年3月期決算の監査作業が最も忙しい時期とされる。関係筋によると、「担当会計士が作業から事実上離脱し、監査が一時ストップした」といい、東芝が監査法人の変更を検討する要因の一つになったとみられる。離脱は5月まで数週間続き、グループ企業の監査にも影響が及んだという。監査作業は再開されているが、終了のめどは付いていない。 監査制度の専門家からは「監査契約が解除されていない状態
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