死体遺棄容疑で指名手配されている市橋達也容疑者に似た人物が大阪空港にいるという情報が5日、空港警備派出所に複数寄せられた。伊丹署員15人や大阪府警の警察官が空港内を捜し回って「似た人物」を見つけたが、別人と判明。職務質問した同署員は「確かによく似ていた。間違ってもおかしくない」と話しているという。 伊丹署によると、5日午後2時20分ごろ、空港職員から「市橋容疑者に似た人がチケットを買っていた」と同派出所に通報があった。署員らが空港内を捜し回り、同3時半、似た人物を見つけて職務質問したところ、免許証などから別人と分かった。同3時40分ごろにも一般客から同様の通報があったといい、同一人物とみられるという。 通報された男性(26)は身長180センチで市橋容疑者と似た体格。東北地方の空港に向かったため、同署は「再び騒ぎになったらまずい」と、現地の空港と警察に連絡したという。 (2009/11/06