怒涛の前期がほぼ終わり、これから学生さんのレポートを待って採点、というところ。「いろんな大学非常勤講師」になってから3回目の夏である。毎年、学部の数十人向け大教室の科目からさえ、記憶に残る学生や秀作のレポートが結構出てきて、社交辞令抜きで楽しみなところがある。「これでウケなかったら何でウケる!」とリキを入れた講義は必ず反応が良い。同じクラスでも、時間が無くて準備を手抜きすれば即寝ている人が増える。 「イマドキの大学生」は、①意外にちゃんと人の話を聞いている ②話の内容だけでなく、こっちのアドレナリンがどのくらい不足しているか、など、評判に違わずいわゆる「空気を読む」ことに長けている ③現行第*次お笑いブームの強すぎる影響を受けている ④(教員なんかの言うことそんなに鵜呑みにするもんじゃない、とこっちがツッコミを入れなければならないほど)(表面上は)素直である ⑤したがって、エンターテイメン