2011年7月1日のブックマーク (2件)

  • タイの性転換者団体がIDカードの改善求める、総選挙の投票に支障も

    [バンコク 29日 ロイター] 7月3日に総選挙を控えるタイで、性転換者の団体が、身分証明に必要な国民IDカードの写真が選挙管理委員会のスタッフを混乱させ、投票に支障が出るとして、改善を訴えている。 男性から女性に性転換した人が加入する団体のメンバーは2500人強。団体を統括するYollada Suanyoc氏は「銀行や学校、病院で、そして投票を行う際に国民IDカードを使用するが、使用にあたりわれわれは大きな問題を抱えている」と主張。「(IDカードの)写真は女性なのに、男性の姓につける『ミスター』が記載されていたり、10代の少年の写真が掲載されているのに、カードの持ち主は女性の姿だったりする」などの例を挙げた。 タイでは15歳から国民IDカードの携帯が義務付けられており、7年ごとに更新される。 性転換者はタイ社会に比較的受け入れられているが、Suanyoc氏は政府の対応が遅いと批判。総選挙

    タイの性転換者団体がIDカードの改善求める、総選挙の投票に支障も
  • 「動物の宗教的な食肉処理」禁じる法案、オランダ下院が可決

    [アムステルダム 28日 ロイター] オランダ下院(第2院)が28日、儀式的な動物の肉処理を禁じる法案を116対30の賛成多数で可決した。法制化には上院(第1院)での可決が必要となるが、宗教の自由が侵害されるとしてイスラム教徒やユダヤ教徒の反発が強まっている。 同法案は、動物愛護を掲げて国会での議席を獲得した欧州で最初の党となる動物愛護党が提出。法案では、家畜を肉処理する前に失神させることを義務付けており、意識のある家畜を処理するイスラム教やユダヤ教の規定に反する内容となっている。 動物愛護党の党首は採決前の演説で「(意識のある家畜の処理は)動物に不必要な痛みを与える。宗教の自由は無制限というわけにはいかない」とし、「宗教の自由とは、人間や動物に痛みを与える時点で制限されるもの」と主張した。 一方、オランダのイスラム教とユダヤ教のコミュニティーは同法案について、宗教の自由を侵害するとし

    「動物の宗教的な食肉処理」禁じる法案、オランダ下院が可決