後遺症、睡眠障害や倦怠感増 オミクロン株、デルタ株比で 2023年02月05日07時09分 【図解】オミクロン株による後遺症の症状別割合 新型コロナウイルスの感染症法上の類型引き下げが決まる中、オミクロン株感染による後遺症の深刻さを示すデータが出ている。岡山大病院の調査では、睡眠障害や倦怠(けんたい)感がデルタ株よりも大幅に増えた。後遺症は長期化傾向も指摘されており、専門医は「季節性インフルエンザと同じ5類に移行後も油断せずに感染対策を続けて」と呼び掛ける。 コロナ後遺症、5%が1カ月継続 ワクチン4回でリスク半減―大阪大など 岡山大病院は、2021年2月~22年12月に同病院の後遺症専門外来を受診した12都府県の526人からの訴えを分析。オミクロン株の症状をデルタ株などの場合と比較した。オミクロン株では睡眠障害を訴える割合が27%に上り、デルタ株(13%)などの2倍を超えた。布団に入って