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  • 刑事人権論

    救援06年10月号 ヘイト・クライム(憎悪犯罪)(三) 犯罪統計 ヘイト・クライムの複合的な性格を解明して、効果的対策を提言しようとするナタン・ホール『ヘイト・クライム』(ウィラン出版、二〇〇五年)は、アメリカとイギリスにおけるヘイト・クライムの頻度や性格を取り上げる。 アメリカでは一九九〇年以来、ヘイト・クライム統計法に基づいて、統計が公表されている。統計には、五種類の偏見(人種、宗教、障害、性的志向、民族性)の動機によって行なわれた犯罪(殺人、強姦、暴行、加重暴行、脅迫、強盗、窃盗、自動車盗、放火、器物損壊)に関する情報が含まれている。ヘイト・クライム統計法はヘイト・クライムの正確な情報を収集することを目的としているが、バーバラ・ペリーによると、実際の状況とはかけ離れているという。なぜならヘイト・クライム統計法のヘイト・クライムの定義が狭すぎるからである。現実のヘイト・クライムはもっと

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