第35回東京国際映画祭(10月24日~11月2日、TOHOシネマズ日比谷など)ラインアップ発表記者会見が21日、都内で行われ、橋本愛(26)が2年連続でアンバサダーに就任した。橋本は、日本の映画界にハラスメントや労働環境問題、世代間の溝などの“壁”があると指摘。アンバサダーとして国際映画祭の場を「改めて見つめ直す、きっかけ」にしたいと提言した。 ◇ ◇ ◇ 同じ壇上で「映画に助けてもらった」と感謝してから1年。橋本は「今年は、もうちょっと自分に何か出来ることはないかと考えた」と口にした上で「日本の映画界に立ちはだかる壁について、自分の気持ちをお話しできたら。ハラスメント、労働環境の問題」と切り出した。その上で「一番、感じるのは世代間の溝。上の世代が必死に積み重ねたものを守り抜いていく姿勢は、とても素晴らしい一方、下の世代の声も聞こうと。お互いの声を聞き合う姿勢が、これからの物作