ツイッターの普及とともに、ツイッターを活用する企業が増えてきた。例えばソフトバンクグループでは約2万人の全社員がツイッターで情報を発信しているほか、孫正義社長も自らつぶやき、15万人以上のフォロワーを持っている。ほかにも、テーブルマーク(加ト吉)などが積極的にツイッターを利用して人気を博している(関連記事)。 企業にとってのツイッターの魅力は、ほとんど費用をかけなくても、大きな効果を得られる可能性があるところだ。3月4日に発行した新刊『ビジネス・ツイッター』(シェル・イスラエル著)では、そんな成功事例を数多く紹介している。例えば米デルは、ツイッターを通して中古のパソコンを2年で300万ドル(約3億円)売り上げた。顧客満足度が低いことで有名だった大手ケーブルテレビ会社のコムキャストは、ツイッターによるユーザーサポートで9%も顧客満足度を引き上げた。ビデオ共有サイトのseesmic.comは、