1999年、「あの紙ヒコーキ くもり空わって」で一世を風靡した「19(ジューク)」。元メンバーの岡平健治は現在、実業家として活躍し、当時を上回る収入を得ているという。一時は音楽からの引退も考えたという岡平。19時代からの紆余曲折の歩みを聞いた。(取材:渡辺紺/構成:大矢幸世/撮影:伊藤圭/Yahoo!ニュース 特集編集部) 「10代って、“無敵”じゃないですか。みんなも、そうだったはず」 岡平健治の10代はまさにその言葉通りだった。中学からプロミュージシャンを志し、高3で出会った岩瀬敬吾とフォークデュオ「少年フレンド」を結成。その後、イラストレーター・作詞家の326(ミツル)を引き入れて1998年に「19(ジューク)」としてデビュー。2枚目のシングル「あの紙ヒコーキ くもり空わって」が大ヒットし、デビュー2年目で紅白歌合戦出場など、華々しい実績を残した。 しかし2002年2月、人気絶頂時だ