サンディエゴから帰ってくる飛行機の中で「.fla」を読んでいて猛烈に作りたくなってしまったのが、写真を人が描いた絵のように変換する「絵画フィルター」。それも思いっきりCPUをふんだんに使った「富豪プログラミング」で数秒から数分かかっても良いからPhotoShopのフィルターなんかよりも遥かに出来の良いものを作る、というのは楽しいかも知れない。 手始めに作ったのは、油絵フィルター。楕円形の筆を使い、最初は方向を意識せずにランダムに絵の具を置いて行き、だんだんと隣接するピクセルとの色合いも意識しながら筆の方向を調節して行くというアルゴリズムだ(サムネイルをクリックすると、その写真を元に油絵風の絵を生成するように出来ている)。果物とか夕焼けは結構良く出来ていると思うが、コントラストの低い犬の写真や、直線部分の多いカレー屋の写真はイマイチだ。