みずほフィナンシャルグループが2015年度末までに3000人のリストラに踏み切ることが12日明らかになった。 同日の日経新聞によると、みずほは13年度上期にみずほ銀行とみずほコーポレート銀行を統合する計画で、週明け14日の取締役会で合併を正式決定する。合併はコーポ銀を存続会社とする吸収合併方式となる見込み。 それに先駆け、来年春には持ち株会社とみずほ銀、コーポ銀の企画・管理部門を統合するが、現在3社合計で約3万人いる人員を、約重複部門の整理などで人員を3000人削減するという。削減は採用抑制などによる自然減で対応。役員数も合併の前に2割減らし、組織融合を徹底する。また、傘下のみずほ証券も700人を削減する。 合併によってシステムを一部共通化し、約8000億円かかっていた経費も15年度までに400億円分減らすという。 これらの統合によって営業の一体化などに弾みを付け、収益力を高めて今