本人から「出勤できない」電話 代理人弁護士「平穏確保されないと難しい…」 STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は、細胞の存否を確認する検証実験への参加初日となった1日、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)への出勤を見送った。同センターは、小保方氏から「今日は健康上の理由で出勤できない」と連絡があったことを明らかにした。参加期間はこの日から11月末が予定されている。 CDBの広報担当者によると、同日朝、小保方氏本人がCDBスタッフと電話で話し、出勤しない旨を伝えたという。広報担当者は「小保方氏は健康状況を見ながら出勤することになるだろう。順調に実験が稼働し始めれば、日々出勤することになるのではないか」と話した。 小保方氏が実験に参加する場合、理研の別の研究者が立ち会い、監視カメラで撮影するなど実験の透明性を確保することになっている