（ブルームバーグ）：中国からの資本流出額が昨年12月に急増し、2015年全体では１兆ドル（約118兆円）に達したと推計される。ブルームバーグ・インテリジェンスの06年に始まったデータでは過去最悪の年間流出額となる。 ブルームバーグ・インテリジェンスの試算によれば、12月の資本流出額は1587億ドルと、昨年９月の1943億ドルに次いで月間では過去２番目の大きさ。昨年１年間では、14年の1343億ドルから流出額は７倍余りに膨らんだ。 12月の流出額は前月比でほぼ500億ドル増加。景気減速と株安の中で人民元相場下支えを狙う当局が直面する問題の大きさを浮き彫りにしている。中国人民銀行（中央銀行）は人民元のボラティリティ（変動性）抑制で外貨準備の取り崩しを強いられている。 ブルームバーグのアジア担当チーフエコノミスト、トム・オーリック氏（北京在勤）は、中国経済から資本が逃げ出していることに加え

公的資金を使った研究について、政府は学術論文やデータをネット上で原則公開させる方針を決めた。国内の科学技術関連予算は年間約４兆円に上るが、論文の多くは有料の商業誌に掲載され、自由に閲覧できない。成果を社会で広く共有し、研究の発展を促す狙い。 国内の大学や研究機関が関わる科学技術の論文数は年間７万… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。