財務省OBで嘉悦大の高橋洋一教授が29日、産経新聞のインタビューに応じ、国会で野党が追及している学校法人「森友学園」への国有地売却問題について、財務省近畿財務局のミスを指摘した上で「安倍晋三首相への忖度(そんたく)や関与はあり得ない」と強調した。インタビューの詳報は次の通り。 ◇ 森友学園問題は、大阪府豊中市の土地について、財務省の出先機関である近畿財務局が森友学園前理事長の籠池泰典被告(詐欺などの罪で起訴)に地中のごみの撤去費用をきちんと伝えない「チョンボ」をし、そこに籠池被告がつけ込んでゆすった構図といっていいと思う。 時系列に沿って整理すれば分かる。まず土地を所管する国土交通省大阪航空局は平成24年の時点で、地下に大量のごみが埋まっていることを全部分かっていた。一筆の土地の東側半分を豊中市に売り、後に西側半分を籠池被告に売ったのだが、豊中市が公園を作る際に大量のごみが出てきたからだ。
![森友問題は「財務局のチョンボと籠池被告のゆすり」「野党や朝日の追及は的外れ」 2017.11.30 01:01 財務省OB・高橋洋一氏インタビュー(1/3ページ) - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/845aa3af79c1375d374b72a7f14103dfba82e966/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FbYTXpv0oQ404Zlpc_xPMNr7tx6c%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FMXKS3QCG2ZKXLGSVJOZW6KQWN4.jpg)