神戸市、高知県大豊町など大都市から中山間地まで全国10地域を選びサンプル調査を行った結果が上記の表になります。 最後の登記から50年以上経過した割合は、大都市部が平均6.6%で、中小都市・中山間地域では26.6%となりました。 用途別では、宅地が8%、田・畑22.8%、山林31.2%でした。 最後の登記から70年以上たった割合は9.7%、90年以上は5.6%でした。これらの土地は所有者がすでに死亡していたり、誰も相続登記をしていないまま放置されている可能性が高いものです。 不動産の登記簿に相続の登記がされずに何十年も放置されたままになると、所有者の子や孫の代になって相続権を持つ人が増えていくため、事実上売買などもできない「塩漬け状態」になる可能性が高いといいます。 ※土地の単位を表す「筆」とは・・・豆腐を1丁,2丁と数えるような単位のことです。宅地も田畑などの土地の区画も「筆」です。 ニュ