日本大アメリカンフットボール部の違法薬物事件で、大学運営の改善計画がまとまったことを受け、林真理子理事長が4日、記者会見し、学生らに謝罪した。アメフト部の廃部方針については、理事会が継続審議しているなどとし、自らの考えは示さなかったが、現役学生は、今回の問題をどうとらえているのか。 「(アメリカンフットボール部員の薬物使用の)噂は流れていたし、公然の秘密だった」。 文理学部国文学科2年の男子学生(20)はこう打ち明け「サークルがたくさんあり、キャンパスも分かれていて雰囲気が全然違う。学生が多く、(悪いことに手を染める人も)いるだろうな、と思う」と述べた。 アメフト部に友人がいるという3年の女子学生(21)は、廃部撤回を求めるSNSの署名に参加したというが「何もないです。決まったことは仕方がない」と、淡々とした様子だった。 薬物事件を受けて大学側は、アメフト部を廃部とする方針。文理学部教育学