(先日は小幡センセの経済教室にツッコミを入れさせていただいたので、今回は、ちょっと持ち上げて・・・というわけでもないですが・・・) 先日いただいた「ネット株の心理学」MYCOM新書 は、非常におもしろいので、一読の価値あり、です。 一言でいうと、「デイトレでなぜ儲けることができるのか」について理論的(っぽく)かつ平易に書かれた本。 ちょっとファイナンス理論を学んだだけの頭の堅い人は、デイトレードを「非常にリスクが高くて儲かるわけない、アホの所業」とみなす傾向が強いんですが、本書にもあるとおり、そう決め付けるのもかなりアホな考えです。 本書では、自らがデイトレーダーである小幡先生の実体験に基づいて、具体的ケースに従って市場でどのような心理戦が繰り広げられているかが書かれている点が価値あるところ。 例えば、バリュークリックジャパン(現ライブドアマーケティング)の株式分割で発生した価格の高騰も、
日銀の福井総裁が村上ファンドに1000万円出資していたことでバッシングを受けているのを見て、 「なんでやねん。じゃあ、 ・預金を預けている銀行が法令違反をしたり ・持っている投資信託を運用している投資信託委託業者が法令違反をしたり した場合にも、バッシングされないとあかんのかいな?」 と、一瞬思いかけましたが。・・・ん?ちょっと待てよ。 (日銀の総裁である人がどういう態度で資産運用に臨まないといけないか、というのは、話がややこしくなるので、この際、ちょっと横に置いときますが)、一般の出資者にも関連する話として、 預金を持つのか、 投資信託に出資するのか、 普通の信託の受益権を持つのか、 限定責任信託の受益権を持つのか、 株式を持つのか、 特定目的会社(TMK)の優先出資を持つのか、 匿名組合で出資するのか、 投資事業有限責任組合の有限責任組合員として出資するのか、 民法上の組合の組合員とし
僕が21日の記事を見て言ことを見事に分かりやすく書いていただいて感激しています。 1点付け加えるならば、過払い部分に対しては5%ないし6%の遅延損害金まで付いてくることとなっています。 問題があるとすれば、消費者が返還を求めた場合の貸金業者の対応にあると思います。大抵の貸金業者は大手のクレジット会社も含め、かなり非協力的です。特に、本人が交渉してもなかなか全てを返そうとはしないため、結局弁護士に依頼せざるを得なくなってしまい、当然ながらそれが消費者の大きな負担となっているのが現状です。グレーゾーンを廃止するよりも、みなし弁済規定を廃止した上で、貸金業規正法で利息制限法を超過する利息の支払をした消費者から返還の請求があった場合には速やかに返還しなければならないといったような規制を課す方がよっぽどよいと思うのですがいかがでしょうか?
監査法人の責任 前回のエントリに関して「ぬえ」さんからコメントいただきました。 ところで今回は監査法人にあんまり注目が集まっていないような気がしますが、そのへんはちょっと不思議です。 ですよねえ。 私もちょっと不思議に思っていたのですが、一昨日あたりからマスコミ各社の方々から、今回の監査法人についてどう思うか?というご質問をいただきはじめました。 「粉飾に協力してたんでしょうか?」というようなご質問も受けるんですが・・・んなことわかるわけないですよね。(粉飾かどうかもまだ判決が出たわけじゃないのに。) 「全く気付かなかった」か 「うすうす気付いてはいたがあえて触れなかった」か 「気付いていたが、適正だと判断した」か 「不適正と判断したが黙っていた」か のどれかということになりますが、 売上に占める金額も非常に大きいので、これを全く気づかなかったとしたら監査法人としてはまずいですし、気付いて
前から疑問に思ってるのですが、戸田奈津子さんって、なぜ字幕業界で独占的地位を築けてらっしゃるんでしょうか。どうも、経済学的な説明がうまく思い浮かびません。映画や英語が好きで あの仕事をやりたい人は星の数ほどいるわけで、潜在的にはすごい競争市場なはずです。 字幕の限られたスペースに適切な日本語を割り当てるという作業は、単に英語ができればいいというもんでないことはわかります。しかし、そうした技術が独占や寡占を形成できるほどの参入障壁になっているとも思えないんですけどねえ。 ハリウッドみたいに組合があるというわけでも、大資本が必要なわけでも、「戸田奈津子の字幕だと観客動員数が違う」という業績リンクでもなさそうですし、「お色気」とかを使ってるという感じもしない(失礼)んですが。 結局、マーケットが非常に小さいので、ギョーカイの人間関係が固定化しちゃってるからなんですかね? 銀河皇帝より絶対的地位に
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