離陸するカーシェアリング、成熟産業・リース業界はサービスで競争 東洋経済オンライン4月 9日(木) 10時58分配信 / 経済 - 経済総合 1台の自動車を複数の会員で共同利用するカーシェアリング。立ち上がったばかりのこの市場がにわかに活気づいている。 2002年からカーシェアリング事業を手掛ける最大手のオリックス自動車は、4月20日から5月中旬にかけ、都内のJR山手線全駅にカーシェアリング拠点を設置する。同社のカーシェアリングサービス「プチレンタ」は保有台数292台、会員数は4300人超と他社を大きくリードしている。さらに利便性を向上させ、独走態勢を固める狙いだ。 3月19日にはJR東日本が子会社を通じて参入した。東京駅、川崎駅、八王子駅に計6台からスタートし、2年間で首都圏十数カ所に拡大していく方針を打ち出している。 ■節約志向が追い風だが事業化エリアは限定的 カーシェアリング