6.2. 自己結合 自己結合とは同じテーブル同士の結合のことをいいます。結合は 2つ以上のテーブルに対して行われますが、それらが別のテーブルである必要はありません。自己結合は 2つのまったく同じテーブルの結合として実行されます。 テーブルの自己結合を行う際に問題なのは、テーブルの名前も列の名前も全て同じだという点です。これを解決するために、テーブルに一時的な名前を付けます。この一時的な名前のことをエイリアスといいます。範囲変数または相関変数とも呼びます。sample.17-3 は、商品表の単価が同じである商品名と単価を表示するものです。 -- sample.17-3 -- /* テーブルの結合 */ SELECT A.商品名,A.単価 FROM 商品表 A,商品表 B WHERE A.単価 = B.単価 AND A.商品コード <> B.商品コード ; /* 実行結果 */ 商品名 単価