連載目次 async/awaitキーワード*1によって非同期処理が簡単に記述できるのは素晴らしいのだが、Windows 8(以降、Win 8)用のWindowsストアアプリ(以降、Win 8アプリ)では1つだけ困ったことがあった。アプリのトップレベルでまとめて例外をトラップできなかったのである。Windows 8.1(以降、Win 8.1)ではそれが改善されている。そこで本稿では、アプリのトップレベルでまとめて例外をトラップする方法を解説する。なお、本稿のサンプルは「Windows Store app samples:MetroTips #61(Windows 8/8.1版)」からダウンロードできる。 事前準備 Win 8.1用のWindowsストアアプリ(以降、Win 8.1アプリ)を開発するには、Win 8.1とVisual Studio 2013(以降、VS 2013)が必要である。