女王の花(1)/和泉かねよし(Amazon) 先日「めちゃめちゃ面白いんだけど、続きが描かれるかは1巻の評判次第だから読んで!」とオススメされて、買って読んでみました。「女王の花」。 なるほど、強烈にオススメするだけあって面白いです。 中華ファンタジーもので、1巻の段階では序盤も序盤。 真価を発揮するのは2巻、もしくはそれより先になりそう。 ああ、もう!先が気になる! むかしむかし、亜・曾・黄・土の4つの国があり、国と国は争っていました。 亜の国の王は黄と土の国から妃を迎えており、黄妃との間には姫を、土妃との間には王子を授かりました。 亜王の正妃は黄妃でしたが、病弱だったこと、土妃が後継者となる王子を産んだことから、黄妃は亜王の興味を失うばかりか幽閉同然の扱いを受けていました。 それは姫である亜姫も同様で、姫とも思えぬ粗末な服に何もない部屋で黄妃と暮らしていました。 正妃である黄妃を疎まし