(ふたりはライトのあたる場所で撮影中。 カメラにむかいながら雑談をしています。 第1回目の今回は、そのもようをおとどけします。)
(ふたりはライトのあたる場所で撮影中。 カメラにむかいながら雑談をしています。 第1回目の今回は、そのもようをおとどけします。)
原丈人さんの本を探すと、 『21世紀の国富論』(平凡社)という本が見つかります。 その本の帯には 「シリコンバレーで 数々の企業を成功させてきた 実業家が語る日本の未来」 と記されています。 アメリカで大きな成功をおさめた日本人らしい。 そして、いくつもの企業を育てるための後押しをする人? 正直言って、ぼくには縁遠い人だと思っていました。 しかし、本を読むとおもしろい。 ひとつは底を流れる「怒り」があること。 「怒り」を売り物にする人はいっぱいいるけれど、 この人の「怒り」は、静かで本気だと思えたのです。 もうひとつは、「希望」を軸にして行動していること。 解決策が必ずあるものだと信じきって動いている。 これが、とても気持ちよかったのです。 アメリカで成功した人のなかには、 こんな人もいるんだ‥‥と、興味はあったのです。 でも、その人と突然会うことになるとは、 思ってもいませんでした。 で
いやいや(笑)! じゃあぼくがここに。 (長いソファの端に座る中島さんのすぐ近く、 L字になるように、ひとりがけソファに座ります) これ、おみやげです。わが社の出版物なんです。 (『谷川俊太郎質問箱』をお渡ししました)
「2.0」とか、「ロングテール」とか、 最近のインターネットは なにかと難しそうで、タイヘンらしい。 でも、滑川海彦さんの『ソーシャル・ウェブ入門』には そのあたりのことが わかりやすく楽しげに、書かれてるんです。 そこで、糸井重里、滑川さん、 日経ビジネスオンラインの 山中浩之副編集長が集まって、座談会をやりました。 「グーグル」だとか、「ミクシィ」だとか、 いろいろ便利になってるのは、たしか。 だけど、ホントにおもしろいことって、どこにある? しゃべりにしゃべって、6時間。 そのうち、レコーダーが回っていた 約3時間ぶんのおはなしを ぎゅーっとまとめて、お届けします。 ※なお、この鼎談のようすは、山中さんが副編集長をつとめる 日経ビジネスオンラインでも、ほぼ同時に連載中です。 「ほぼ日」バージョンとはまたちがった視点から 編集されていますので、ぜひ、読みくらべてみてくださいね。
--------------------------------------------------------- 学生なんですけど、 これから社会に出るにあたって、 お仕事をする上で、 こういう人となら面白い仕事ができるなとか、 どんな人と会って仕事がしたいなって そういう人間性みたいな部分で、 どんな人を面白いと思っているのかなと いうのを、糸井さんと大橋さんに、 お聞きしたいです。 --------------------------------------------------------- 僕、友達が年上に多いタイプなんです。 本当にね、もうすぐ死ぬみたいなことを、 自分で平気で言える人たちと 普通に話してるときに、その人がだいたい 僕にいろんなことを聞いてくれるんですよ。 子供みたいに。 たとえば中日の落合っていう人は どうして人気が出ないのかねえ(笑)。 そんな会話があった
さきほどの、大工さんの話に関連させましょう。 明治時代にヨーロッパから、 新しい建築が入って来ました。 ところが実際に新しい建築方法で建物を 建てなければならなかったのは、 ずっと日本式の工法で建物をつくってきた、 日本の大工さんです。 そこで、その新しい建築方法を学び取って、 自分の持ってる智慧をそそいで、 そうして作った建物には、 両方のいいところが出るんです。 さらにいえば、和洋折衷にして それでも足りないところは、 独自の付け足しまでするんですね。 それは、おそらく、日本の歴史的に見ますと、 明治時代だけではなくて、 もっと昔から、大和朝廷、それ以前から、 それまでの文化を捨てて、 新しいものを入れるということは してこなかったと思うんですよ。 在来の文化を生かしながら、 新しいものを入れて、 それからまた新しいものを作っていく、 という文化を形成していってるんですよ。 われわれの
「他人のためや、 他社のために デザインをやること」 というのは、 「自分のために なにかをつくること」と ずいぶん、ちがうのでしょうね。 デザインは、 「自分のやりたいこと」 をやる仕事ではないですから、 それがいいのかもしれません。 たとえば、 本の装丁をさせていただくなら、 「作家のファンのかたにとっては どういう本であればうれしいのか」 「作家のかたが どういう本にしたい、 と思っているのか」 「編集者のかたが どういう本だったら うれしいと思うか」 それが、いちいち、気になります。 満足していただけただろうか……と。 それぞれのイメージのために すこしでも力になれたらうれしい という気持ちで、 仕事をしているわけです。 大学に入学する前、 デッサンの勉強を しているときに思いました。 昨日のつづきの デッサンをするのですけど、 日によって、湿度がちがいますよね。 湿度がちがうと、
・いずれ、「ほぼ日の學校」で公開されると思いますが、 先日、生島淳さんと柏原竜二さんの対談の場にいました。 柏原さんは、もちろんあの「山の神」と言われた選手、 駅伝の世界の伝説のような方です。 ぼくは、いつもとちがって観客席にいたので、 どっちの人の話もまるごと聞くことができて、 たのしいばかりの2時間でした。 そのときに語られていたことのなかで、 特に興味深かったのが 「陸上競技の選手は、基本的に、 他者とのコミュニケーションは得意でない。 じぶん自身とのひたすらな対話を繰り返している」 という話でした。 なにせ、駅伝の「山の神」さまが心から言っているので、 真実味があります、とにかく内省的なのだ、と。 そういう、陸上競技出身の柏原さんが、現在の アメリカンフットボールのチームのマネジメントをする 仕事についたとき、びっくりしたことがあった、と。 「わからないことがあると、すぐに質問して
南部さんはご自分で「アナログだ」 とおっしゃいますけれども、 パソナのビルの地下に ものすごくハイテクなものを 構えていらっしゃいますよね。 最初、あそこに小泉総理が来られて 苗を植えたでしょう。 じつは、うまくいかなったんですよ。 小泉さんに申し訳ないことしたんだけどね。 これはみんなには言えないから‥‥ 別に言ってもええねんけどね(笑)。 そのあと、東京大学、東京農大をはじめ いろんなところの学者が20名ぐらい 集まってくださったんですよ。 みんなが研究しあって 照度や酸素、いろんなデータを ごっそりとまとめました。 そこへ京都の、農家の方が 一人来られて。
【1】とてつもない建築の冒険 東京の真ん中(の少し下の方)で、 人知れず凄いことが行なわれています。 まずは下の写真を見てください。 (クリックすると拡大します) (クリックすると拡大します) ■地下を掘る男 マンションとマンションの間で、穴が掘られてます。 それも、いわゆるユンボのような重機を使わずに、 スコップで土を掘っては袋に詰めて運び出しています。 この大きな穴は人の手で掘られているんです。 場所は港区の有名な大学のすぐ近くです。 銀行の地下金庫まで掘り進めて、 おカネをがっぽりという作戦にしては、 やり方が少々、おおっぴらすぎるような気がします。 遺跡の発掘? でも両隣にすぐマンションが建っていて、 広さも車2台分ほどしかありません。 こんな窮屈なところでチマチマやらなくても いいような気もします。 もちろん、掘れば何か出てくるかもしれませんが。 近づいて穴をのぞくと、いました。
2階が、いちばん、 バイパスのクルマと目が合う場所でした。 3階までいくと、 バイパスは下になるので 3階からは、海がよくながめられる……。 1階は 庭の生活をたのしめばいいわけで、 つまり、1階と3階は、 「そのままでいい」んです。 2階に、問題があるわけですから、 2階をやめちゃえばいい、なしです、と。
前々からいくつか一緒にお仕事をしてきて、 いつも佐藤さんのデザイン哲学に 感心されられるんです。 かたや世間のひとが持っている デザインやデザイナーへの誤解ってありますよね。
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