ノルウェーのOpera Software ASAは16日、メーラーなどの機能を備えた統合型Webブラウザー「Opera」の最新版v9.63を公開した。最新版の主な変更点は、極めて深刻な“Extremely Severe”に分類される2件の問題を含む、計6件の脆弱性を修正したこと。 “Extremely Severe”に分類された脆弱性は、テキストエリアへ入力した内容が悪用されて任意のコードが実行可能になる問題と、特殊な細工の施されたHTMLを表示した際に任意のコードが実行可能になる問題。また、深刻度の高い“Highly Severe”に分類された3件の脆弱性も修正された。残り1件の問題の詳細は後日発表されるとのこと。 そのほか、“IMG”タグで埋め込まれたSVG形式の画像からJavaやプラグインを実行できないように仕様が変更された。 本ソフトは、Windows 95以降に対応するフリーソフ