Windows 7とWindows Server 2008 R2には、アプリケーションの動作をコントロールする「AppLocker」という機能が搭載されている。このAppLockerは、Windows Vistaで搭載されていたアプリケーション制御ポリシーを大幅に機能強化し、使いやすくしたモノだ。 AppLockerを利用すれば、Active Directoryで指定したアプリケーションだけをクライアントPCで動かすことができる。また、アプリケーションのインストーラー自体を動作できなくしたり、登録されていないアプリケーションは起動できない。これなら、コンプライアンス上問題となるWinnyなどのP2Pソフトの動作を停止させて、クライアントPCをきちんと管理することが可能だ。これを使えば、ユーザーが勝手にアプリケーションをインストールするなどして、マルウェアに感染することもない。 ■AppLo
VHD(Virtual Hard Disk)は、Hyper-VやVirtual PCなどで使われている仮想ハードディスクのファイルフォーマットだ。これまで仮想環境で使われていたVHDファイルだが、Windows 7とWindows Server 2008 R2では、ドライブとしてマウントしたり、OSのブートドライブとして利用できるようになる。 今回は、このVHDファイルを使うメリットを紹介するほか、VHDファイルのさまざまな使い方を紹介する。 ■VHDファイルを使うメリット VHDファイルを使うメリットは、使い勝手のよさにあるといえる。HDDの場合、物理的な取り外しが必要であるが、VHDファイルなら通常のファイルと同様に手軽にバックアップをとったり、NASなどの外部ストレージに移動するといった使い方も可能になる。また、VHDファイルを拡張可能ディスクとして設定していれば、指定したサイズより
米Microsoftは4月24日(米国時間)、開発中の次期OS「Windows 7」のリリース候補(RC)版の公開予定日を明らかにした。開発者向けプログラムTechNetとMicrosoft Developer Network(MSDN)加入者には4月30日、一般向けには5月5日に公開する。 Windows BlogのWindows 7の開発情報で、開発者のBrandon LeBlanc氏が明らかにした。公開は当初の予定通りで、Windows 7の開発作業が順調に進んでいることをうかがわせる。 LeBlanc氏によると、ベータテスターからのフィードバックをもとに、バグの修正、機能改善に取り組んでおり、タスクバー、タッチ機能、サムネイルにカーソルを重ねて該当ウィンドウをプレビューする「Aero Peek」、「Windows Media Player」などが改善されているという。 Micros
Microsoftは「標準」を生み出すことよりも、「標準」に従うことのプライオリティを高めたのではないか。今回のWindows 7には、その印象を強く持った。DLNAのサポートや、メディアプレーヤーの各種コーデック対応などは、その一例だ。 ●標準的なコーデックの多くをサポート とにかくいろんなデバイスを繋いでみようと、Windows 7と格闘中だ。まずは、新コーデックが、どのような動きをするのか気になったので、ごく一般的なMP3プレーヤーを接続してみた。手元にあったのは、SanDiskとSamsungの製品だが、USB端子に接続すると、両方ともインボックスドライバが組み込まれ、ポータブルメディアプレーヤーとして認識された。 一方、Windows 7標準添付のWindows Media Playerは、最初の起動時以降、バックグラウンドでPCのHDD内にある楽曲やビデオの情報を収集し、それを
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